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インフレータブルカヤックで海に初出艇

記事の内容

インフレータブル カヤックで海に初出艇した体験記です。
港付近でカヤックフィッシングを楽しむために、少しずつ前進しております。

 ようやくとなりましたが、海が穏やかな日を狙って出艇ができました。
 つい先日まで、シーカヤックってどんな乗り物かな??と思っていたことを考えると、ついに憧れのあのポイントに沖側から狙えるのか!っと言った感動がありました。

 また、どうしても気になる転覆についてもアウトリガーを装着したほか、風と波がほとんど無い日を選んだところ、全くと言っていいほど怖さはなかったです。出艇できるコンディションは操舵が上達するスピードに合わせて無理なく広げていきたいと思います。

陸っぱりでは絶対いけないところに行ける!

 カヤックフィッシングを始める前から気になっていたポイントに無事到着できました。
 秋田マリーナの沖側のテトラポットですが、大型のテトラポットになっているため危険で立ち入り禁止となっています。(ちなみに、カヤックで漕いでいくのは違反ではないと確認した上で行きました。)

 国土交通省から通達されているミニボートの安全運行について

 実際に行ってみると、水深は浅く(2メートル程度)、さらに沖に向かって砂地が続いていることがわかりました。
 竿も出しましたが、今回は安全に海に出てみることを優先して真昼の長潮の下げ3分くらいの潮が止まりかけのタイミングであったため、釣果はなかったです。

 このポイントはチヌの魚影が濃いとされているため、次回は釣果の狙えるタイミングで出艇してみます。

出船準備は案外すんなり

 インフレータブル カヤックでは、現地で空気を入れるのが面倒だと良く聞きますが、ほとんど苦になりませんでした。ほんの数分で空気入れは完了、その他の艤装を準備して出発まで10分ほどでした。

 教訓としては、駐車場から海までちょっと距離があったので何回も往復することに時間がかかってしまったことです。インフレータブルなので、大きなバックに一式詰め込めないか工夫の余地があります。

海でパドリング

 パドリングは事前に湖で練習していたのでスムーズでした。
 湖と違って海は広大なため、自分がどれくらい進んでいるのかわかりにくかったです。

 今回は2時間半ほど漕いでいましたが、結構体力を使います。良い運動になりますが、沖に出てしまってから腕が疲れると帰りが大変です。体力配分も十分考える必要があります。

海流と風に流されるため、碇が必要。

 ポイントで釣りをしていると、風はほとんどなかったのですが結構なスピードで流されました。
 仕掛けを投げたポイントに対して自分が動いてしまうので、非常に釣りにくい。

 次回は碇を用意すべきと気付きました。

 いろいろ調べていると小型ボート用の碇があり、それなりの重量がないと流されるとの事でしたが、装備全体の重量が大きくなりすぎないようにバランスをとっていきたいですね。

Amazon.co.jpより引用

まとめ

 ついに憧れのカヤックで海に出ました。
 大海原に小舟で漕ぎ出すのはちょっと勇気が必要でしたが、水面に非常に近く、パドルをグングン漕いで進む体験は非日常でした。

 手漕ぎボートで機動力に限界があるため、海況をよく調べ、安全を十分に確保した上で釣り方を広げていきたいと思います。